FFOベンチマーク2

細かい改良を施しつつ、ゆっくりと更新しているのだが、現在のプログラムでのFFO endgameベンチマークは以下の通り。

それほど探索性能は悪い訳ではないのだが、枝狩りの性能が悪いので結果として非常に時間がかかっている。
現在はαβカットとmove orderingだけをしており、move orderingについてはまだやることが残っているのでいくらか時間がかかる。
問題点は探索樹のサイズが大きくなるとちょうどそれに対応して時間がかかっていることにある。
アルゴリズム的にはnega-scoutを導入して早めに解の範囲を決定しておくことによって、簡単な問題であれば全探索では時間のかかる問題も速く終了するようになると思われる。
Nega-scoutを導入するためには探索関数を新たに導入すべきか、既存のものを使い回すべきか、どちらが性能とこれ以降の開発によいか考慮中。